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ソニーの最新アクションカム「FDR-X1000V」&「HDR-AS200V」レビュー

ソニーのアクションカム「FDR-X1000V」、「HDR-AS200V」

ソニーの最新アクションカム「FDR-X1000V」&「HDR-AS200V」が本日3/13発売だったので、近所の家電量販店に実機を確認に行ってきました。

 

デジタル4Kビデオカメラレコーダー アクションカム FDR-X1000V

http://www.sony.jp/actioncam/products/FDR-X1000V/

 

デジタルビデオカメラレコーダー アクションカム HDR-AS200V

http://www.sony.jp/actioncam/products/HDR-AS200V/

 

4K撮影に対応した高画質モデル「FDR-X1000V」

ソニーのアクションカム「FDR-X1000V」

まず注目したのはシリーズで初めて4K映像に対応したこのモデル。

・4K映像(XAVC S  3840×2160  30p  100/60Mbps)

・画素加算無しの全画素読み出しのセンサーを搭載

・従来比3倍の手振れ補正機能

などなど特徴はいろいろありますが、

 

量販店のテレビにX1000Vを繋いでモニタリングしている映像を見て、画質の綺麗さに正直びっくりした。

店内に貼ってあるPOPの小さな文字まで緻密に解像している印象を受けた。

試しに横に置いてあった旧モデルのAS100Vをテレビに繋げてみると、差は歴然。X1000Vは4KをHDに変換してモニタリングしているので、入力はどちらも同じHDのはずだが、ディテールの部分での切れ味は圧倒的にX1000Vが勝っていた。

購入を検討されている方は、この違いをぜひ量販店とかで確かめて頂きたい。

ただやはり4K映像は管理が大変そうなので、もう少しHDDの値段が下がってきてから検討しようかな。。2TBで5000円とかになったらなぁ。

 

Goproの4Kは20分程度で熱暴走してシャットダウンするらしいが、こちらの性能はどうなのだろう。Goproに比べれば、AS100Vも熱には強いらしいので、さすがに20分で落ちることはないだろうが。。

 

他にも、HDR-AZ1から継承された、上面のRECボタンは非常にアクセスしやすく、押し心地も良い。使い勝手もなかなか良さそうだった。AS100Vのように自転車のハンドルにマウントした状態でRECボタンを押すとカメラがおじぎするようなこともなさそうだ。。

 

また、本体の底面にはネジ穴が二つ開いており、アクションカム専用アクセサリーに使われるネジと、一般的な三脚ネジの両方に対応していた。これでAS100Vのようにわざわざ三脚ネジ用のパーツをかませなくてもいいみたいだ。

 

4K映像が撮れて、ここまで使い勝手が向上していたら、この程度のサイズアップは許容範囲内かな。

 

手振れ補正3倍。正当進化「HDR-AS200V」

ソニーのアクションカム「HDR-AS200V」

次に、昨年発売したHDR-AS100Vから正当進化を遂げたこのモデル。

AS100Vからの進化点としては、

・画素加算無しの全画素読み出し

・従来比3倍の手振れ補正

・XAVC Sに対応。50Mbpsのハイビットレート記録。

などなど

 

見た目はAS100VにZEISSマークをつけただけのように見えるが、中身はかなり進化しているようだ。

 

まず店頭で触って確かめたのは、手振れ補正の効き具合。店頭のテレビでモニタリングしながら小刻みに揺すってみたが、確かにぶれにくい。3倍かどうかは分からないが、AS100Vよりかは目に見えて手振れ補正機能が向上しているようだ。

公式ではAS200Vの手振れはドローンなどの高周波の振動に効果があると言っているが、軽く揺すっただけでかなり実感できたので、登山なんかでモノポッドの先に装着して歩いても良さそうだった。

 

また、「画素加算無しの全画素読み出し」もかなり効いているみたいで、X1000Vほどではないが、AS100Vに比べるとよく解像しているようだった。こちらもぜひ量販店等でモニタリングして見比べてみて欲しい。

ちなみに「全画素読み出し」とは、

今までのカメラでは動画を読み出す為にシステムの都合上データ量を削減する必要があり、その削減行程において画素加算(近接する複数の画素の平均をとって、一つの画素とすること)をしていた。しかし、この画素加算をしないことで、今まで平均値をとって省略していた部分の情報もすべて読み出せるらしい。

 

また付属アクセサリーである三脚ネジ用アダプターや、ハウジングの蓋等の色が黒くなっていた。AS100Vの時には白かったのでちょっと膨張して見えたが、 AS200Vではより引き締まって見えそうだった。

  

正直、X1000Vの4K映像も魅力的だが、買い替えるならAS200Vでも良いかなと思っている。

 

より高性能になったライブビューリモコン「RM-LVR2」

ソニーのアクションカム用ライブビューリモコン「RM-LVR2」

カメラの映像を手元で確認できるので、非常に便利なこの商品。今回の2機種に付属している物は、AZ1に付属の「RM-LVR2V」よりもちょっとだけ高性能になったらしい。店員さんいわく。。また単品での販売もある。

こちらの主な機能は、

・遠隔でカメラの詳細設定までいじれる

・5台まで同時にモニタリング

・カメラ内ファイルの再生・削除が出来る

AZ1付属のRM-LVR2Vは単品販売されなかったので、こちらがRM-LVR1の正当後継機種ということになるのかな。店頭で触ってみた感じ、ボタンの押し心地も固すぎるということも無く、程よいクリック感に改善されていた。

また液晶の視野角がかなり向上しており、横から見てもそこそこ鮮明に見られるようになっていた。これはバイクなどに乗っていて手が離せない状況でも、無理なく液晶の確認が出来るので、地味に嬉しいかもしれない。